2014年8月1日
銅建値、78万円 鉛建値、29万円 亜鉛建値、29万2000円
JX日鉱日石金属は1日、8月積み銅建値をトン1万円引き上げ78万円に改定したと発表した。海外銅相場はレンジ内の動きにとどまっているが、米4―6月期GDPの大幅な改善などを背景に、円安ドル高が急速に進行したことで、輸入採算価格が上昇した。
三菱マテリアルは1日、8月積み鉛建値をトン7000円引き上げ29万円に改定したと発表した。1月以来7カ月ぶりの高値を回復。指標となるLME鉛相場が先月下旬から堅調に推移しており、為替相場も月末にかけて円安進行したことを映した。
三井金属は1日、8月積み亜鉛建値をトン3000円引き上げ29万2000円に改定したと発表した。指標となった現地31日のLME亜鉛現物セツルメントは2400ドルと、前回建値改定時の2420ドル(現地25日)から20ドル下落。しかし、東京為替TTSは前回建値改定時の1ドル=102・79円から1・03円の円安となり、輸入採算価格を押し上げた。
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