2014年7月30日

Ni系スクラップ、活況から一転 荷余り感

荷動きが活発化していたニッケル系スクラップの一部で、荷余り感が生じている。今春からのLME(ロンドン金属取引所)相場の急騰落をきっかけに、ここ数年閑散だった市中取引量は倍増したが、7月から国内ステンレスメーカーが生産調整に入ったこともあって、直納問屋の買い気が減退。その上に海外からの売りオファーも続発するようにもなり、市況は供給余剰へと一変した。

スポンサーリンク