2014年6月30日

ニッケル需要、高含有品へ波及遅く LME在庫30万トン続く

ロンドン金属取引所(LME)のニッケル在庫が、史上最大量の30万トン台にとどまっている。インドネシアの鉱石禁輸政策でニッケル世界需給の引き締まりが予測される一方、需給指標の取引所在庫は漸増基調を崩さない。この矛盾の理由として、地金に代表されるニッケル高含有品と、フェロニッケル、ニッケル銑鉄といった低含有品との、需給タイト感の差が指摘されている。市場の引き合いがまだ高含有品にまで及ばず、LME指定倉庫に持ち込まれているようだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社