2014年6月9日
日本軽金属、竪型連鋳の技術活用 ビレット量産 トヨタ以外でも
日本軽金属(岡本一郎社長)はアルミの溶湯を円柱形のビレットに仕上げる鋳造工程で、竪型方式でも間段なく連続してビレットを量産できる技術(VCC)を活用する。同技術は日軽金とトヨタ自動車が共同で開発したもの。従来の竪型方式は一定の長さごとに鋳造を停止してビレットを取り出す必要があった。日軽金によると、VCCを使えば生産性向上やコスト低減が図れる。2009年から量産を始め、トヨタ向けの自動車足回り部品の素材に使用されているが、今後はトヨタ以外にも拡販する考え。
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