2014年3月10日
KANZACC、複合めっき 高い耐クラック性 下期に実用化
古河電気工業グループのKANZACC(本社=大阪市北区、石橋久和社長)は7日、耐熱性と耐クラック性に優れる複合めっきを開発したと発表した。2014年下期にはこの複合めっきを実用化し、15年度売上高2億円、電子部品としては5億個の販売を見込む。同社によると半導体装置や電子部品のリードフレームめっきに適し、今後は車載用での採用も目指す。16年度には10億個を視野に置き、受注状況を踏まえ製造する福井工場(福井県坂井市)の能力アップや、海外での新たな生産展開も将来的に検討していく。
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