2014年2月20日

中部貴金属精鉱、タンタル化学濃縮確立

非鉄総合商社、川嶋(川嶋義勝社長)を中心とする川島グループの中部貴金属精鉱(本社=愛知県小牧市、園山七雄社長)は国内同業者他社に先駆け、小型タンタルコンデンサーの化学的な濃縮技術の確立に成功した。2月10日にバッチ式炭化炉を導入。現在、試運転を行っており、2014年度から本格的に事業化する。本技術では炭化炉で表面の樹脂を炭化させた後、破砕工程、比重選別を経てタンタル素子を抽出する。これにより従来はリサイクルが難しかった、小型タンタルコンデンサーからのタンタル回収率の向上が期待できる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社