2013年12月16日

昭和電工、15年度業績目標 営業益500億円に下振れ

昭和電工は13日、2011年を初年度とする5カ年経営計画が後半に差し掛かったことを受けて、14、15年の2年間の戦略「ペガサス フェーズ2」を発表した。中計の最終年度に当たる15年度の業績目標について売上高をこれまでの1兆1000億円から9500億円に、営業利益を1100億円から500億円に修正した。計画発表後に起きた円高やエネルギーコストの上昇、黒鉛電極・レアアースの出荷減などを踏まえ、計画を見直した。コストダウンの推進や、アルミ缶・高純度アルミ箔・レアアースなどの増販によって、15年度の営業利益を13年度予想より240億円積み増す。

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