2013年10月2日
古河電工、浮遊式ケーブル発電設備と変電所連結 洋上風力で世界初
古河電気工業は2日、経済産業省による福島沖の「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」において、世界初となる浮遊式海中ケーブルで、浮体式風力発電設備と変電所の連結に成功したと発表した。同社およびビスキャス(東京都品川区、佐久間進社長)が、浮体式の2メガワット洋上風力発電設備と洋上サブステーション(変電設備)などを海中で電気的に連結する特高圧ライザーケーブル開発・製作を担当。清水建設が実海域での同ケーブル敷設を行った。特高圧ライザーケーブルは水中で浮遊し、浮体式設備の動きや波・潮流に追従する電力ケーブルで、これらケーブル開発・製作、実海域での敷設は従来行われていなかった。
スポンサーリンク