2013年9月9日

伸銅メーカー、円安の功罪はっきりと 圧延輸出増で業績回復

過去1年間に進んだ円安ドル高の影響が、伸銅メーカーの業績に功罪両面で表れている。銅条を中心に輸出向け生産量が回復したことで、圧延メーカーの多くで業績が改善。だが、円安はエネルギーコスト上昇も引き起こし、生産量の回復に比べて利益面の伸びは弱い。内需向けが多い押出メーカーに至っては、数量が増えながら減益となっているケースもある。コスト高が解消されることは考えづらく、適切な値上げ努力が今後求められそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社