2013年7月10日
三菱アルミ、北米・タイでプレス機増設 熱交換器用のアルミ多穴管
三菱アルミニウム(本社=東京都港区、半沢正利社長)は10日、北米とタイにある熱交換器用アルミ押出多穴管の製造拠点に、押出プレス機を各1基ずつ増設すると発表した。投資金額は2基合計で17億4000万円。2拠点の年産能力は2万200トンになり、増強前に比べ37%増える。新設備を使っての商業生産は、2014年後半からになる予定。三菱アルミによると、北米や東南アジアでは自動車の生産台数が、年約4―6%ずつ増加する見通し。冷暖房など空調設備のアルミ化も進んでおり、多穴管の需要拡大が見込める。能力増強によって、需要の伸びに対応する。
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