2013年3月22日

空調用銅管、細径化進む 難加工で日系に競争力

家庭用エアコンの空調冷媒用溝付き銅管で細径化が進む。現在は外径7ミリメートル前後が主流だが、高価格帯の省エネ機種を中心に4ミリメートル径の需要が増加している。細径の溝付き管は加工が難しいため付加価値が高く、技術力のある日系銅管メーカーにとっては競争力を発揮できる分野。だが、付加価値に見合った加工賃(ロールマージン)を得られていないとの話もあり、銅管メーカーの生産性を圧迫している側面もある。

スポンサーリンク