2012年10月12日

杉野金属、加工賃8―10%上げ エネ価格上昇を転嫁

 黄銅条専業メーカーの杉野金属工業(埼玉県川越市、杉野辰英社長)は、今月から加工賃(ロールマージン)を8―10%引き上げた。エネルギー価格の値上げで製造コストが上昇しているため。先行きの需要見通しも厳しい状況で、採算性を維持するには「足元の製造原価が上がった分は販価に織り込まざるを得ない」(杉野社長)と判断した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社