JX日鉱日石金属は3日、9月積み銅建値をトン64万円に据え置くと発表した。指標となるロンドン金属取引所(LME)の現物相場の上昇を、為替の円高進行が相殺した。
三菱マテリアルは3日、9月積み鉛建値をトン5000円引き上げ、20万5000円に改定したと発表した。海外相場の上昇を反映した。指標となる現地31日のLME現物セツルメントはトン1963・5ドル。前回建値改定時の指標より20ドル近く高い。為替がやや円安方向に振れたことも支援材料。
三井金属は3日、9月積み亜鉛建値をトン19万円に据え置くと発表した。指標となるLME現物セツルメントはトン1800ドル台前半で、前回建値改定時から大きな変化がなかった。為替TTSも1ドル=79円台でほぼ横ばい。