2012年8月23日
神戸製鋼、中国拠点が本格操業 自動車用アルミ鍛造部品
神戸製鋼所は22日、自動車サスペンション用アルミ鍛造部品の中国製造拠点、神鋼汽車●部件(蘇州)がこのほど本格操業を開始したと発表した。近年、日本や欧米の自動車メーカーは中国での生産を相次いで拡大。現地では環境規制などを背景に車体軽量化ニーズが高まっており、自動車サスペンションに使われるアルミ鍛造部品の需要も増加している。神鋼汽車にも本格稼働前から予想を超える注文が集中。足元では月約10万―15万本の生産能力に対し、ほぼフル稼働の状態になっている。(●はかねへんに呂)
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