2012年7月25日

低品位銅スクラップ、製錬向け高騰続く

 銅の製錬工程で使用される低品位銅スクラップ(下銅)の需給タイト化が顕著になり、流通市場では価格の高騰が続いている。

 発生元となる建築解体物件などの減少や、銅価低迷で流通量が減少する一方、製錬メーカーの操業は堅調でスクラップ需要が旺盛なため、市中では集荷競争が激化。「相場を度外視した高値」(ある大手原料問屋)での集荷も散見されており、今後さらに需給がタイト化する懸念もある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社