2012年6月8日

レアメタル国際相場、供給不安後退 底値探り継続

 レアメタルの国際価格は、底値探りの展開が続く。インジウムやガリウム、金属ネオジムなどは続落基調で一段安の懸念が漂う。コバルト、アンチモン、ビスマス、酸化セリウムなど、この1カ月間ほぼ横ばいのレアメタルも、先安懸念は尽きない。

 最大生産国の中国は強気の売値を提示しているもようだが、電子材料関連の回復が緩慢なことや、欧州債務危機に伴う世界景気の先行き不安などから、それを吸収するほど需要が強くないことが背景にある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社