2012年5月8日

銅建値1万円下げ70万円、鉛21・9万円 亜鉛20・5万円

 JX日鉱日石金属は7日、5月積み銅建値をトン1万円引き下げ70万円に改定したと発表した。海外相場はほぼ同値圏だったが、為替の円高ドル安進行を反映した。

 三菱マテリアルは7日、5月積み鉛建値をトン21万9000円で据え置くと発表した。指標となった現地4日のLME鉛現物前場売値(セツルメント)はトン2080ドル。前回建値を改定した3月7日(現地6日)の2068・5ドルから大きな変動はなく、鉛建値は2カ月続けての据え置きスタートとなった。

 三井金属は7日、5月積み亜鉛建値をトン5000円引き下げ、20万5000円に改定したと発表した。指標となるLME亜鉛相場が小幅安となったことに加え、円高ドル安進行も響いた。

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