JX日鉱日石金属は2日、4月積み銅建値をトン1万円引き下げ、75万円に改定したと発表した。海外相場安を映した。
三菱マテリアルは2日、4月積み鉛建値を先月末から据え置きのトン21万9000円とすると発表した。現地30日のLME鉛現物は前日比トン31・5ドル高の2020・5ドル(セツルメント)。前回改定時の2068・5ドルより48ドル低かった。ただ、1日の東京為替TTSが、前回改定時より1・65円の円安となったことが、鉛地金の輸入採算値を押し上げた。
三井金属は2日、4月積み亜鉛建値をトン5000円引き下げ、21万円に改定したと発表した。指標となるロンドン金属取引所(LME)の亜鉛現物が下落したことを反映した。建値21万円は1月31日以来2カ月ぶりの安値。