2012年2月27日
米モリコープ、希土類生産8000―1万トン 12年
希土類(レアアース)生産大手の米モリコープは23日、グループ全体の2012年の希土類生産量が8000―1万トン(酸化物換算)になる見通しだと発表した。米カリフォルニア州のマウンテン・パス鉱山が本格稼働するのに伴い、11年の3516トン(前年比92%増)から2―3倍に増える。
昨年はグループ全体で、光学ガラスや誘電体などに使うランタンを1830トン、ガラス研磨のセリウムを772トン生産した。永久磁石の主原料となるジジム(ネオジム・プラセオジム合金)は539トン製造した。希土類合金生産は147トン。
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