2012年2月3日

レアメタル、国際価格が下げ渋り

 レアメタルの国際価格が下げ渋っている。

 最終製品のパソコンや液晶テレビなどの販売が低迷する中、原材料のレアメタルも需要が低迷。値上がり期待で在庫を保有していたトレーダーなどの換金売りで、価格は昨秋から軟調に推移していた。足元はベースメタルの上昇や中国筋の売り惜しみなどから、下げ渋り反発に転じる品種が出てきている。しかし、家電向けなどの需要は引き続き鈍いままで、先行きの反落懸念は尽きない。

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