2012年1月17日

銅製錬向けスクラップ、東予の納入回復せず

 住友金属鉱山の東予工場(愛媛県)向けの低品位銅スクラップ(下銅)の納入量が回復しない。東予工場は昨年9月から11月にかけて実施された炉修に伴って、原料問屋各社に対し納入量の削減を要請している。だが、年が明けても納入量が回復せず、炉修からの立ち上げ遅れ観測は依然として根強い。また、操業停止中のパンパシフィック・カッパ―佐賀関製錬所(大分県)の火災の影響は、今のところ限定的とみられている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社