2011年11月16日

サッシ3社 2社、改善傾向鮮明に 4―9月期

 サッシ大手3社の2011年4―9月連結決算は、不二サッシの営業利益が改善し、YKKAPも7月以降の業績回復が鮮明となった。

 東日本大震災の影響で一時落ち込んだ新設住宅向けの販売が、想定より早く持ち直したほか、コスト削減の取り組みも奏効した。ただ住宅市場を下支えしてきた住宅エコポイントや、住宅金融支援機構の金利優遇策が9月で終了し、景気の先行きも不透明なため、一部メーカーは12年3月期の業績予想を下方修正した。

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