2011年11月10日

国際マグネ相場続落 中国需要減

 国際マグネシウム相場の下落が止まらない。世界供給の80%以上を占める中国マグネ精錬メーカーの対日オファー価格は、トン3080―3100ドル(C&F、MJP)でこの1カ月間に約150ドル(5%)値下がりした。欧州向け輸出量の大幅減と中国国内需要の停滞、メーカーの過当競争激化が主因。すでにオファー価格は精錬コストを大きく下回っている。だがメーカーによる投げ売りの動きが広がっており、依然下げ止まりの兆しは見られない。

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