古河スカイ、タイに板圧延工場

　古河スカイは4日、タイに100％出資のアルミニウム板圧延工場を建設すると発表した。まず冷間圧延以降の製造を2014年1月ごろに開始し、同年中には鋳造からの一貫生産に移行する予定。総投資額は約400億円になる見通し。一貫生産時の能力は年約10万トンで、フル生産を行った場合、年間で売上高400億円、経常利益50億円の押し上げ効果を見込む。自前の一貫工場を設立することで、成長著しい東南アジアのアルミ板材需要を獲得する。