2011年8月19日

神戸製鋼、長府の銅板条 輸出強化

 神戸製鋼所のアルミ・銅事業部門は、銅板条の海外での販売増を目指す。伸銅品生産拠点である長府製造所(山口県下関市、藤井拓己所長)の銅板条輸出量は月間2000トン余りだが、2年以内に5割増の3000トン程度まで引き上げたい考え。ユーザーの海外生産シフトが進む中、中国、タイのスリット加工拠点を活用して海外での供給網を強化。成長が見込まれるアジア市場の新規需要も取り込む。

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