2011年7月5日

アルミ二次合金、関東4-6円下げ 新塊・原料安響く

 関東地区のアルミ二次合金6月積み後決め販価交渉は平均キロ4―6円の値下げで決着した。アルミ新塊・原料安を材料に大手合金メーカーは値下げを余儀なくされた。7月の国産二次合金相場も弱基調で推移する可能性が高い。

 自動車メーカーの生産正常化に向けた動きが大きく進展したことで、二次合金需要は大幅に回復。ただ、安値輸入塊の流通増や予想される大口需要家の今期入札価格の下落などが、相場の足を引っ張りそうな情勢。

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