2011年6月6日

伊藤忠商事、南アで白金族権益取得

 伊藤忠商事は3日、南アフリカのブッシュフェルト地域においてアインバンホー・ニッケル&プラチナ社(本社=カナダ・バンクーバー)が手掛けているプラットリーフ白金族金属・ニッケル探鉱開発案件の、100%権益を保有するビールズ社(本社=英国)の株式8%を、100%出資のITCプラチナディベロップメント社(本社=ロンドン)が224億円で買収することに合意し、共同運営契約を締結したと発表した。

 伊藤忠商事は2010年9月、先行的にビールズ社の株式2%を1000万ドル(約8億5000万円)で取得しており、今回の子会社による買収と合わせ、グループとして10%を保有することになった。

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