2011年6月3日

レアメタル、一部鉱種で価格軟化

 レアメタルの国際価格は一部鉱種が軟化している。過去最高値の更新を続けてきたアンチモンは4月の最高値から8%下落。セレニウムなども弱い。トレーダー筋の売り惜しみなど投機的な要素で急騰してきただけに、反落に転じたときの下げ幅の大きさを懸念する声もある。

 ただ希土類(レアアース)やタングステン、インジウムなどは一段と騰勢を強めており、取引が成立しないノミナル高となっている鉱種もある。

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