2010年12月17日

LMEアルミ・亜鉛、在庫放出の懸念

 ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫に保管されているアルミと亜鉛の在庫に、放出懸念が出ている。

 現在の在庫量はアルミが過去最高水準の430万トン、亜鉛も6年ぶりの高い水準。欧米の金融機関などが、現物と先物の価格差を利用して利ザヤを稼ぐ金融取引の一環として、倉庫会社と契約を結び在庫を長期保有している。しかし最近はその価格差が縮小しており、契約が満期を迎えれば、こうした在庫が市場に放出され、需給が一気に緩和する可能性もある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社