2010年7月29日

伸銅品生産64%増 1-6月

 日本伸銅協会が28日発表した2010年上期(1―6月)の伸銅生産量は前年同期比64・2%増の43万5465トンだった。半導体・自動車需要が好調に推移し、中国や東南アジア向け輸出が底堅かったこともあって、景気悪化で大幅減産を強いられた前年から回復した。

 ただ、建設向けの需要低迷などが足かせとなり、金融危機以前の水準には届かなかった。今年後半の生産についても黄銅棒や銅管などの品種は依然慎重な見方が目立つ。

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