2010年4月12日

レアメタル輸入、14品目で大幅増

 財務省が発表した2月のレアメタル輸入通関統計によると、希土類やインジウムなど電子関連素材を中心に14品目の輸入量が前年同月の実績を上回った。1年前は金融危機による景気悪化で大幅な在庫調整に見舞われたため、その反動で輸入量が前年同月の数倍に伸びた品目が多い。需要自体がピーク時の8割水準まで回復していることも要因だ。

 希土類金属の輸入量は356トンで前年同月の6倍になった。景気刺激策により自動車や家電など最終製品の販売が好調なことから、モーター用磁石に使う金属ネオジムなどの調達が増えた。昨年は磁石・合金メーカーの在庫調整で一部を除き取引が成り立たない状況だった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社