古河スカイは8日、三井物産と共同で、中国のアルミニウム事業会社である広東東陽光リョ業(広東省韶関市)傘下の圧延会社2社へ資本参加および経営参画で合意し、契約書に調印したと発表した。
出資するのは、乳源東陽光精箔有限公司と韶関市陽之光リョ箔有限公司の2社。古河スカイはそれぞれの株式25%、三井物産は同じく20%を既存株主の東陽光と香港南北兄弟国際投資有限公司から本年末に取得する予定だ。
来年以降は乳源と陽之光において同社から供与する技術に基づく自動車熱交換器用材料生産に着手し、同年内をめどに中国内外の顧客向けに販売を開始する。