2009年7月6日

低品位銅スクラップ、品不足が深刻化

 銅の製錬工程で使用する低品位銅スクラップ(下銅)の品不足が深刻化している。大手製錬メーカーは本年に入り、下銅の集荷量が予定数量より4割程度少ない状況が続く。発生源である建築物の解体件数が低迷し、流通量が減っているためだ。

 炉の温度を調整したり鉱石不足の緩和も期待できる下銅は重要な製錬原料の一つ。市中では高値でなければ集荷が難しくなっており、品不足が長期化すれば製錬各社の収益を低下させる要因なる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社