2009年7月3日

日鉱金属、電材加工品の生産回復=磯原、ITO材フル操業

 日鉱金属の電材加工製品の生産が回復基調にある。磯原工場(茨城県)で生産しているスパッタリングターゲット材は液晶パネルの透明電極に使うITO(インジウム・錫酸化物)やハードディスク(HD)用の白金系材料がフル生産に入った。

 白銀工場(茨城県)やフィリピンの銅箔も足元の受注は一服しているが、ピークだった2008年上期の8割まで生産が回復している。伸銅品の倉見工場(神奈川県)も7月の生産はピーク時の9割まで戻る見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社