2009年6月18日

黄銅コイル輸入収縮 価格メリット薄れる

 黄銅板条の材料となる黄銅マスターコイルの輸入が急減している。価格の安さから一時は採用が増え、昨年前半は1000トンを上回る月が多かったが、銅価が急落した昨秋からは月を追って減少した。

 実需減退と単価下落、さらに韓国メーカーの供給不安定の問題もあり輸入攻勢は止まったが、銅価高騰時に銅離れを起こしていた国内ニーズの受け皿となっていたとの見方も指摘されている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社