2009年6月10日

LMEアルミ、半年ぶり1600ドル台回復

 ロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場は、9日入電で昨年12月初旬以来、約半年ぶりにトン1600ドル台を回復し、年初来高値を更新した。

 アジア地域を中心とする需給のタイト化を受けて、LMEアルミ相場は先物で1635ドル(後場買値)に続伸。露UCルサールが7―9月期に日本を含めたアジア諸国へのアルミ地金の販売を停止する可能性が高いことや、大手製錬メーカーの減産効果がようやく出始めたことから、市中では6―7月にかけて供給不足が懸念されている。

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