2009年5月20日

住友金属鉱山、資源開発 採算性見直し

 住友金属鉱山は成長戦略を再構築する。業績拡大のけん引役だった金属価格は金融危機以降に急落。それに関連した円高進行や需要減も響き2008年度は85%の経常減益となった。09年度も事業環境の大幅な好転が期待できないため、低経済成長を前提とした拡大路線に修正する。

 資源・金属部門はプロジェクトごとの採算性を見直すほか、電子・機能性材料は不採算事業や製品の選択と集中を進める。研究開発の強化や人材の確保・育成にも取り組む。

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