2009年5月13日

神鋼アルミ・銅カンパニー、銅板条1工場に集約

 神戸製鋼所アルミ・銅カンパニーの濱中龍介執行役員は12日、前期決算の概況などについて記者会見を行い、このなかで長府製造所(山口県下関市)の銅板条生産を、従来の2工場から1工場体制に集約化したことを明らかにした。

 リーマン・ショック後の需要急減で、足元はピーク時に比べ生産が半分程度まで落ち込んでおり、本年3月から長府の銅板条製造を見直し、これにより同社は生産を効率化させ、収益の改善を図る。需要が回復すれば2工場操業に戻す考えだが「現状のままが続けば、今の体制(1工場)でいくことになるだろう」(濱中執行役員)との見方を示した。

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