2009年3月26日

銅地金、09年積み国内長契交渉 年度越えか

 国内銅製錬メーカーと電線、伸銅など需要家との2009年積み電気銅地金の長期契約交渉が異例の年度越えとなりそうだ。

 金融危機による実体経済の悪化で内需は低迷したままの状態が続いている。先行きの見通しも不透明なため、需要家が具体的な購入数量を決められないことが交渉を長期化させている要因。中国、台湾、韓国向けの輸出商談は決着済みだが、1月末に始まった国内交渉は暗礁に乗り上げている。

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