2009年1月29日

昭和電工、NEDO開発の光触媒を量産試作

 昭和電工は28日、連結子会社の昭和タイタニウムが新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発した酸化タングステン光触媒について、パイロット生産設備を導入し量産試作を開始したと発表した。

 この触媒は現在主流となっている紫外光型光触媒と異なり、可視光型光触媒であることから、これまで十分な効果が得られなかった室内での空気浄化、防汚、抗菌、抗ウィルスなどの機能を発揮する。新型インフルエンザ対策などへの有効性が期待される。

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