2024年12月3日

中国鋼材市況が続落 景気対策の効果表れず

 中国の鋼材市況は軟調が続き、国慶節連休明けの10月初旬から2カ月弱で熱延コイルがトン200元(4000円強)ほど下落した。秋の需要期や政府が打ち出す景気刺激策の効果は見られず、一方で粗鋼生産が高水準を保ち、需給が緩んでいる。新型コロナ禍に直面した2020年春以来の安値圏をはう中、北部から冬場の不需要期を迎え、12月入り後も市況は弱含みで推移しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社