2024年11月28日

秋山精鋼 特殊鋼線材二次加工 ベトナム強化 設備増強

 【ハノイ=阿部拓也】磨棒鋼製造大手、秋山精鋼のベトナム現地子会社で住友商事も出資するAKIYAMA―SCベトナム(土屋隆幸社長、以下AS5)は、特殊鋼線材二次加工生産の体制高度化と能力増強を図る。今月初導入した熱処理炉(光輝焼鈍炉)の試験稼働を開始し、モーターの軸向け新規需要などに対応。来年10月には研磨機1基をリプレースし生産性の向上を図る。投資額は熱処理炉が工場部分改装も含め約1億円。研磨機が約5000万円。さらに2026年下期に線材生産能力を2・5倍に引き上げるため、約1億5000万円を投下し連続伸線機を新設する構想も進める。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社