2024年11月19日

中国鋼材市況下げ基調 景気対策の効果表れず

【上海支局】中国の鋼材市況が下げの基調を強めてきた。とりわけ異形棒鋼の市況が弱く、上海地区で先週末にトン3400元(約6万9000円、増値税込み)と2週連続、合計50元下がり、政府が一連の景気刺激策を発表する直前の9月半ばの水準に戻った。需要の回復が鈍い一方で生産量が増え、市中在庫が11月に入って増加に転じた。鋼板類の在庫は減っているが需要に精彩を欠き、市況は再び下がり始めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社