2024年11月18日

中国粗鋼 10月生産、再び8000万トン超 鋼材輸出増勢やまず 需要低迷 需給一段と緩和

【上海支局】中国の粗鋼生産量は高水準を維持し、10月に8188万トンと3カ月ぶりに8000万トンを超えた。前年同月比2・9%増え、4カ月ぶりの増加。政府が9月下旬に打ち出した景気刺激策を受けて需要の浮揚を期待したメーカーが夏場の減産の取り戻しも含め増産に動いている。一方で不動産建築はじめ実需の停滞が続き、市中の特に鋼板類の在庫が高位にとどまり、鋼材市況が軟化している。冬場の不需要期の中で需給はさらに緩和するとみられ、過去最高水準で推移する安価な鋼板類の輸出が続き、日本含め海外の鋼材市場を冷やす状況は変わりそうにない。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社