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2024.10.30
2024年1月25日
【上海支局】中国の熱延コイルの生産量が2023年に2億497万トンと前年比11・5%増え、過去最高を記録した。「ゼロコロナ」政策撤廃後の需要回復をにらんで鉄鋼大手・中堅が付加価値のより高い鋼板類の増産に傾注した。長期化する不動産不況や主要インフラの整備の一巡など需要の構造が変わり、条鋼類の生産は減少した。近い将来、鋼板類の生産が条鋼類を上回る公算が大きく、生産構造の変化と低調な需要動向から鋼板類の輸出はなお高い水準を維持しそうだ。
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