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2024.10.22
2024年1月23日
【上海支局】昨年後半から年明けにかけて上伸していた中国の鋼材市況が下げに転じている。冬場の不需要期の中で2月中旬の春節(旧正月)連休が迫り、建設中心に鋼材の取引が振るわない。不動産不況はなお深まり、春節明け後も市場は不透明な情勢。一方で鉄鋼メーカーは政府の景気対策や春需をにらんで生産を増やす動きを見せる。原料高にもかかわらず、鋼材の需給の緩みが市況を下押す状況が続く見込みだ。
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