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2024.12.20
2023年7月12日
【上海支局】中国の鋼材市況が7月に入って小幅ながら反発した。鉄鉱石や鉄スクラップなど原燃料価格が上がり、コスト要因と鉄鋼メーカーの赤字基調、政府の景気対策や秋の需要期をにらんで鋼材市況に底打ち感が広がっているようだ。今週に宝山鋼鉄が8月積みの鋼板類の販売価格を上げたことで鋼材市況の浮揚力が徐々に増すとみられるが、鉄鋼需要は不動産中心に依然低調で鋼材の市中在庫が再び増えており、市況の上昇幅は限定的となりそうだ。
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