2023年2月27日

アジアビレット市況膠着 600ドル中心、需要家は様子見

 アジアのビレット市況は春節(旧正月)明け後、中国をはじめ各国の市場環境が盛り上がりを欠いており、膠着状態が続いている。足元はCFR(運賃込み条件)トン600ドル(8万800円程度)が中心値で、前月比10ドル前後上昇するなど、「客先目線は上がっている」(異形棒鋼電炉メーカー)。ただ、トルコで発生した大地震の影響など先行き不透明感が強く、需要家はおおむね様子見姿勢を取っている。

スポンサーリンク