2023年1月11日

中国鉄鋼業 値上げ機運高まる 春の需要回復に期待

【上海支局】中国の鉄鋼メーカーの間で値上げの機運が高まってきた。不動産開発企業への融資促進など政府の不動産不況への対策やコロナ規制緩和による需要の回復を期待し、宝山鋼鉄など大手・中堅メーカーが先週に値上げを表明。赤字の製鉄所も多く、メーカーが減産姿勢を維持する中、鋼材の在庫が減少し市況は年明けに上昇した。新型コロナウイルス感染拡大の混乱が続くものの春節(旧正月)連休明けの2月以降需要が上向き、市況は基調を強める可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社