2022年3月30日

中国鋼材市況が反発 都市封鎖で鉄鋼減産加速

【上海支局】中国の鋼材市況が先週に反転上昇した。春の需要への期待が高まる中、鉄鋼生産地の河北省唐山市がゼロコロナ政策で22日から都市封鎖となり、需給が締まる観測が広がっている。各地の新型コロナウイルス対策で建設工事や物流が制限され、需要が停滞し、鋼材市況は3月半ばに軟化していた。市中の鋼材在庫は春節(旧正月)以降減り続け、原料価格も上がり、鋼材市況は上がる見込みだが、コロナ禍の影響が長引き、市場はなお不安定な状況が続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社